当社で皆様に販売する高麗人参の多くは高麗人参濃縮液や紅参粉末などが多いですが
信州産高麗人参や紅参、韓国産紅参など姿物も多く購入される方がみえます当社では昔からこの姿物の需要がコアなお客様からは強い人気です!!
その理由はいろいろお客様の視点で見ればわかると思いますが
①年数や形状がわかるので品質を間違いなく自分で確かめれるところ
②お酒につけたりするときにインパクトがあり、ステータスとしての高麗人参
③自分で使いかたがわかる場合いろんな生薬と混ぜてより効果的なものを独自で作れる
等が簡単に上げれるメリットですが①が圧倒的に多い理由ではないでしょうか??
当社の過去のブログでも書いておりますように、流通ベースでは年数の疑わしい物や産地の疑わしいものは多いですからね。そういう市場のことを知っている方はまず姿物をチョイスします。
前振りが長くなりましたが高麗人参酒や健康酒の手入れとは何ぞや!!!と考える方が多いと思いますがおいしく最高級な高麗人参酒や健康酒を作るには長くつける場合は特に一度漬け替えという作業をお勧めします。
漬けてから3か月ほどしますと人参やほかのハーブや薬草がふやけてきてその時に漬け込んだ材料から細かい材料片が剥離したりします。漬け込んだ材料によっては細かい粒子の様な成分が出てきます。
まず中身を一度お酒と漬け込んだ材料とで分けます。
お酒は大きい鍋や同じような瓶にいったん移します、材料はお皿にうつしておきましょう
当社で一年ほど漬け込んだ人参酒です。材料は高麗人参生と紅参のスライスとクコ、ナツメ、白い濾し袋の中にあるのは陳皮や橘皮、ショウガ、シナモンなどです。
漬け込むときにばらける素材は袋に入れて漬け込むことである程度綺麗につけることが可能です。
濾す準備として人参酒が入っていた瓶を綺麗に洗った後に漏斗などを用意します
濾し方は何通りかありますので参考までに数パターンお見せします
漏斗の先にスパーなどで売っている緑茶を入れるティーパックで濾す方法
メリットは一度に大量にできること、二重にしてお酒を注ぎ袋いっぱいになったら口を手でふさぎ絞り出すように濾す。
デメリットは大方のごみが取れますが透明度は低いですがかなり雑味や飲んだ時の異物感はなくなります。
もう一つは漏斗にキッチンペーパーを使い越す方法です
かなり時間がかかりますが透明度は抜群です。濾した後透明な瓶に入れたときの美しさはブランデーのような感じになります。
その他にはコーヒーのフィルターで濾す方法もありますがかなり時間はかかります。透明度はかなり高いですが濾過中に何度もフィルターを交換しないといけません。
ザックリ説明してきましたが透明度を高める場合は濾過に時間がかかります
透明度をそこまで求めないのであれば簡単法でお勧めします。
簡単な方で人参酒を手入れする場合は高麗人参姿物と薬草の入った袋を戻すことを勧めします
透明度を高める場合は人参酒を他の瓶に入れて濾過するのが良いと思います
そして、あとに残った材料は皆さん廃棄されますか?それとも乾燥して食べますか??
廃棄はなんかもったいない気がしますし食べるのはおいしくない気がしますね??
廃棄しなくておいしい食べ方があります!!
それはスープを作って飲む方法です材料を鍋に入れて煮込んで出汁をとります
その時に写真の様な大きいザルに入れて出汁をとると楽にできます
鶏がら出汁を使ったりそのほか市販のスープのもとで味を調えると簡単です。
僕はいつもスープの材料としてキャベツや鶏肉、豚肉などを入れてスープを作ります
アルコールは材料をゆでている間にほとんどが飛ぶのでお酒が弱い方にも安心ですよ!!
最後まで高麗人参をおいしく食べるようにすれば大地の恵みもたっぷりで美容や健康にいいのは間違いないですね!!!