元気ハツラツ!高麗人参の秘密
高麗人参の秘密!!
高麗人参と普段食べている人参の違い
普段、お家でも外食先でも、人参を食べる機会はあると思います。
カレーに入っていたり、付け合せに入っていたり、いろんな料理に使われている人参。
私たちが普段食べている馴染みのある、あのオレンジ色の人参は、セリ科です。
しかし、高麗人参は、ウゴキ科です。漢方薬でも高麗人参を使っている物は多く、”生きるための原動力”を補ってくれる生薬として親しまれています。
高麗人参は、加工方法によって有効成分の量が変化し、それに伴って名称も変わります。
- 紅参…4年以上の人参を蒸し、水分量が14%以下になるまで乾燥させたもの。6年根が良い。
- 白参…一般的に、4年根の人参の皮を剥いて乾燥させたもの。
- 水参…収穫しただけの生の状態のもの。
高麗人参の有効成分は、ジンセノサイドと呼ばれる物で、栽培年数が長ければ長いほど、ジンセノサイドの量が増えていきます。体に元気をつける生薬なので、元気がない、スタミナが続かない、朝が辛い、身体が重い、寒いのが苦手、睡眠不足、食欲不振、胃腸が弱い、やる気が出ない、体調を崩しやすいなど、そんな不調のある方にオススメです。
このジンセノサイドは、高麗人参に含まれる特別なサポニンのことで、他の植物に含まれているサポニンよりも優れているため、ジンセノサイドと呼ばれます。
ジンセノサイドとは
高麗紅参は炭水化物、各種ペプチド、アミノ酸類、核酸類、各種ビタミン、各種ミネラルなどを含んでいますが、最大の特徴は、ジンセノサイドという高麗人参特有のサポニン群を約40種類含有していることです。
ジンセノサイドとは、高麗人参と配糖体の合成語で、高麗人参に含まれる配糖体を意味します。
通常セポニンには、毒性があり、一般的に多用な服用はあまりよくありません。しかし、ジンセノサイドには毒性がなく、多量に長期的服用をしても副作用などがないのも特徴です。
その効能は??
ジンセノサイドには中性脂肪やコレステロール値を下げることで動脈硬化や心臓病を予防すると言われています。さらに、不整脈を抑制する効果もあるとされています。
その為、高麗人参は、様々な症状に対して効果を発揮します。基本的に、血行をよくすることにより疲労全般を緩和する作用があります。肩こりや腰痛、関節痛の緩和に繋がり、また、冷え性や、むくみ、ストレス、さらには肥満にまで効果があるとされています。
高麗人参、いわゆるジンセノサイドを摂取しだしてから、「肝臓病がよくなった」「認知症がマシになった」「骨粗しょう症が緩和された」など、改善の難しい病気の緩和に繋がっている事例も多数あげられています。
また血圧を正常に戻す作用も兼ね備えており、お年寄りの方からも高い支持を得ています。
他にも様々な効能があり、その優秀さから、サプリメントや漢方によく用いられるようになりました。もしも、体に不調を感じるのであれば、進んで摂取していいものでしょう。不調を感じていなくても、健康を維持するために、服用することもオススメです。
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